桂 歌丸さんが亡くなったというニュースがありました。
生前のインタビューでは、落語家として、笑ってもらえる責任がある。
といわれていて、
長年、活躍されている人は自分の信念を貫き、周りからも愛されている人
なんだろうなと思いました。
別れというのは惜しいものです。
「さよならだけが人生だ」という言葉をご存知ですか?
中国の唐の時代に作られた詩を
日本語に井伏鱒二が訳した一節です。
訳詞の全文は、
この杯を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるさ
さよならだけが人生だ
もう会えなくなる友人とお酒を酌み交わし、
美しく咲いている花も嵐で散ってしまう
こともあるように、人生もはかない。
このひとときを楽しもう。
というような意味あいです。
人生は出会っては別れ、出会っては別れの
繰り返し。
別れが惜しいからこそ、
今を大事にしたいと思うもの。
一期一会の精神。
人との別れだけでなく、この瞬間、瞬間という
時間の別れもある。
いつ、何が起きてもいいように
今を精一杯生きる。
一緒に時を過ごす人がいるならば、
このひとときを全身全霊で尽くしていく。
笑いあい、喜びあい、想いあう。
そんな毎日、毎瞬の一期一会を思いきり楽しみましょう!