いちばん大事のあいのおはなし

愛と美のエネルギー、ハイアーセルフのことなどいろいろと。

天から毒が降る?半夏生

7月2日は1年のちょうど半分の日にあたります。
2018年も半分すぎました。
6か月の間、今年にやりたいと思ったことを
始めているでしょうか。成し遂げているでしょうか。

1日の時間から考えたら6か月の時間は
たくさんあるように思えますが、過ぎてしまうと
あっという間ですね。

季節ネタですが、
7月2日~七夕の間は、半夏生(はんげしょう)という
雑節のひとつというのを知っていますか?
私はつい最近知りました。

節分や土用の丑の日と同じ、季節の節目で、
夏至から11日後にあたるのだそうです。

この半夏生までに田植えを終わるものとされ、
この日に雨が降ると大雨が続くといわれます。

f:id:ascensionlove:20180702000208j:plain

半夏生(はんげしょう)」という植物があり(上の写真)、
葉の一部を残して白く変化するので
「半化粧」が「半夏生」になったということ。

そして、昔は半夏生(はんげしょう)の日に、

天から毒が降る
地から毒が涌く

といわれいたそうです。

この日には井戸にふたをし、
この日に採った野菜も食べてはいけないという
物忌み(ものいみ)が行なわれていたのだとか。
田植えの疲れを休めるための風習だともいいますが、
物忌み(ものいみ)は、日常的な行為をひかえることで、
穢れを抑え、神聖な存在に穢れを移さない意味が
あるということなので、自らを神聖にする日でも
あるかもしれません。

天からと地からの毒をも祓える
神聖な気持ちで過ごすといいのではないでしょうか。

そして、今年の残り半分、悔いがないよう
1日1日を大事に過ごしたいですね。