日本では古代から言葉にパワーが宿っているといわれる
「言霊(ことだま)」は
いい言葉を使うといいことが起こるといいます。
万葉集、山上憶良(やまのうへのおくら)歌にも
「言霊」のパワーが歌われています。
神代より 言ひ伝て来らく そらみつ 大和の国は
皇神(すめかみ)の 厳しき国 言霊の 幸(さき)はふ国と
語り継ぎ 言ひ継がひけり ・・
神の御代より、日本の国は、言霊の働きによって幸いをもたらす国だと語り継ぎ、言い伝えられているという意味。
はるか昔からそういう仕組みだということ。
結婚式でタブーとされる言葉、忌(い)み言葉も言霊を気にしてのことですね。
これは贈ったものが贈られる。の宇宙の法則そのものだと思います。
古代の日本では、宇宙の法則、言霊と同じ原理、
「予祝(よしゅく)」もありました。
言葉通り、めでたいことがが起こってからお祝いするのでなく、
予めお祝いをし、その結果、お祝い事が起きる。というもの。
いわゆる引き寄せの法則みたいなものですね。
先に理想とするものを実現したかのように振る舞うこと。
スポーツ選手のイメージトレーニングもそうですね。
常にいい言葉を使って、いつも理想とすることを思い描いている。
それだけでも、イヤな感覚の時間が一切ない感じがします。
何をお祝いするか考えただけでも、楽しくなってきませんか?
思い浮かぶお祝い事は何でしょうか?
毎日、お祝いしたいようなことが「現実になった」
言霊を使って過ごしたいものですね。