「考えるな!感じろ!」に続くブルース・リーの名言です。
よく紹介されているのでご存じの方も多いと思いますが、
燃えよ!ドラゴンの中の
セリフで師匠との対話のシーン。
師匠「究極の技とは何だ?」
「型を持たぬことです。」
師匠「敵の前で何を思う?」
「敵などいないと」
師匠「なぜだ?」
「私が存在しないのです。
優れた闘いとは、遊戯のようなもの。・・・」
本当に究極ですね。
敵がいない、私がいない。となることが究極の技。だと。
戦いということにならない。
だから負けることもない。無敵になる。
ひとつのことを極めたときに到達できる感覚。
敵や自分という存在はでなく、
ただ本質とその流れと一体化していくこと。
自分は何者でもあり、何者でもない。
という、世界との一体化を感じてきます。
もうひとつは、
「Be water, my friend.」
心を虚にして、形を無くし型も捨てる ― 水みたいになるんだ。
水をコップに入れればその水はコップの形になり、
水をボトルに入れればその水はボトルの形になって、
水をティーポットに入れたらその水はティーポットの型になる。
水は流れることも衝突することも出来る。
友よ、水になることだよ。」
とも言っています。
水は柔軟だけれども、強力な力もあり、
変幻自在ですよね。
状況にあわせて、必要に応じたものになる。
とても重要なことだと思います。
映画はまだ観た事ないんですが、
ブルース・リーは世界の本質をわかっていて、亡くなってからも、多くの人の心に響く言葉で伝えている。すごいなと思います。
大事なことをこうやって、言葉にして伝えていくんだなと。感じるところでした。